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いよいよ米大統領選。雇用統計操作疑惑はどう出るか?

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いよいよ米大統領選です。

当初は消極的選択によって民主党オバマ氏が有利と伝えられていましたが、共和党ロムニー陣営の追い上げで勝敗の行方は混沌としてきています。「選挙人が同数になってしまうかも」というニュースも流れていますし、ドル円トレーダーとしてはしばらく目が離せません。少し波乱の予感もあります。

今回の大統領選で「あれ? なんか変だぞ」と感じたのは、10月5日の米雇用統計の発表からです。この日発表された9月の失業率には「えー嘘だー」という率直な感想が思わず口をついて出てきてしまいました。みなさんも同じだったかも知れませんが、それほど「驚きの数字」でした。

かみついたのはジャック・ウェルチ氏

米労働省が発表した失業率は「7.8%」。これはオバマ大統領が就任した2009年1月以来の低さです。大型公共事業など、特異事情でもあれば理解できる数字ですが、特段の目新しい政策もない中で、この数字には違和感を覚えました。この月まではずっと8%台を割ることがなく推移したんですよ。

「この数字はおかしい」と思う人は少なくなかったようで、ゼネラル・エレクトリック(GE)の前最高経営責任者(CEO)であるジャック・ウェルチ氏(@jack_welch)は「Unbelievable jobs numbers..these Chicago guys will do anything..can't debate so change numbers(信じられない雇用の数字だ。シカゴの連中何でもありだな。討論できないからって数字を変えやがった」とTwitterで投稿しています。

まぁ、ジャック・ウェルチ氏はロムニー派ですのでうのみにはできませんが「変だ!」と感じた人は少なくなかったに違いありません。ジャック・ウェルチ氏が「シカゴの連中」といったのは、オバマ氏がイリノイ州(最大都市がシカゴ)の上院議員だったことや、アメリカ国内でシカゴといえば「ギャングの街」として有名で汚職がはびこっていることを指していると思われます。

分かったような分からないような数字

失業率は8%がメルクマールなのか、続く10月の失業率(11月2日発表)も「7.9%」と1ポイントの悪化で踏みとどまっており、オバマ陣営からすれば「私の任期中で失業率7%台を実現した」と有権者に訴える作戦も取れます。9、10月と大統領選間近にしてのこの急回復、リセッション局面にあるアメリカでどうしてこんな数字がたたき出せるのかはナゾです。

ウォール・ストリート・ジャーナルは「10月の米失業率上昇は朗報!」との見出しでオバマ氏再選への追い風を匂わせていますが(あれ?WSJって共和党寄りじゃなかったっけ?)。ただ、この記事にもあるように

米失業率は、過去4週間に職がなく、職が見つかれば働けて、積極的に職探しもしている人を基に計算される。この「積極的に職探しをしている人」には雇用募集者や職業紹介所に連絡を取った、履歴書や志願書を送った、職探しの広告を出したり応募したなどが含まれその定義は幅広い。そしてこうした人々の総計を労働力人口で割った数字が失業率だ。

という、なんとも分かったような分からないような数字に基づいていますので、素人目には厳密な数字にあまり意味がないような気がするのですが、デモンストレーション効果も大きいから「勢い」が大事なのかなと思います。

結局オバマさんかな?

2カ月連続の失業率低水準の追い風に加え、ハリケーン「サンディ」対策でも大きな失策なくやり過ごしたオバマ氏。結局は彼に落ち着くかなと思いますが、もし彼が再選のために国内経済情勢を粉飾していたとすれば、再選確定後は方向をがらりと変えた修正を迫られることになります。11月5日で80円半ば近辺にいるドル円も乱高下を覚悟しなくてはいけないかもしれませんね。

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