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「べき乗則」のとてつもない破壊力とFXでの対処法

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photo: tokyosucks

神岡(@fxkamioka)です! GW中に連休をもらえたので、ごちゃごちゃになっていた本棚を整理しました。その時、ぽろりと足の甲に落ちてきて大激痛を生んでくれたのが、マーク・ブキャナンの「「歴史は「べき乗則」で動く」(ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)です。

数式は出てこないポピュラーサイエンス本なので、「べき乗則って分かんないよ」という方、全然大丈夫です。文系、理系問わずにすらすら読めます。

雪崩、地震、火事、絶滅などの自然現象だけでなく、
為替変動や流行といった社会現象などなど…。
この本は、物事のトレンドとレンジを考える上で、とても大事なヒントをくれます。

とてつもない破壊力

まず、べき乗則についてですが、
ある関係を両対数グラフにプロットしたときに直線(比例)となる関係のことです。
…分かりづらいですね。Wikipediaの記事を読んでも「???」となること請け合いです。

もう少し簡単な例を挙げます。
地震のマグニチュードってありますね? 
マグニチュードは地震のエネルギーと対数関係にあって、

マグニチュードが1増えるとエネルギーは約32倍に、
さらにマグニチュードが2増えるとエネルギーは1000倍!になります。

それで、エネルギーが2倍になると、その地震の起きる確率は4分の1になるそうです。

M9.0以上:2011年の東日本大震災
M8.0~8.9:10年に1回程度
M7.0~7.9:1年に1~2回程度
M6.0~6.9:1年に10数回程度

とこんな感じです。

マーク・ブキャナン氏はこの辺を飽きさせないように、もっと面白く書いてくれていますが、
著者の主張をシンプルに突き詰めていくと以下の感じです

世の中で起きる事象のほとんどは取るに、大したことないことばかりですが、
滅多に起きないような事象は、とてつもない破壊力を持っている

FXにも応用できるヒント

FXはレンジ相場が7割や8割とも言われます。
恋スキャFXはこのレンジが主戦場ですが、
圧倒的な時間がレンジですので、なかなか理にかなっている手法だと思います。

人気手法のトラリピにとってもそうですが、真に恐いのはトレンドです。

マーク・ブキャナン氏はイエローストーン国立公園を引き合いに出して指摘していますが、

「マッチで点けた小さな火が、ぼやで済むか、超巨大火災になるかは予測はできない」
「砂山にどれだけの砂粒を落としたら、砂山が崩壊するのかは予測できない」

ので、「トレンドかな? いやそろそろ反転でしょ?」という楽観的な発想は
最終的に大やけどをおこしてしまう危険があります。
これが「コツコツ稼いで、ドカーンとやられる」パターンです。

生き延びるためにはどうするか?

5月6日に茨城県や栃木県を襲った竜巻の破壊力には驚きましたが、
竜巻の発生予測的中率は10%以下とされます。
これと同様に、べき乗則の考えに従えば、レンジとトレンドの見極めは不可能に近いです。

予測不可能ならどうしたらいいか?
危険を感じたら、いち早く逃げる!
本当にこれしかありません。

竜巻などの自然現象であれば、公的機関の予報や天候の急変で危険を感じられますが、
FXでは誰も警告を出してくれないのが恐いところです。

FXのツールを選択する時は、単に儲かるかどうかだけで選ぶのではなく、
恋スキャFXのように正しい逃げ方も教えてくれるかどうかが重要ということですね。

恋スキャFX検証

  • 【デモ検証報告28】

2012年5月8日
通貨:ドル円(USDJPY)
時間足:5分足
所要時間:5時間
勝率:69.23%(9勝4敗)
獲得pips:18pips

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